関西のみんなとディープデモクラシーの世界観を共有したい!

お互いの生きてきた道を尊重し合いながら、自分の中の様々な声や、立場の違う相手の声を聴く。過去の傷つきを癒やしながら、葛藤を力に変えていく。それをみんなでやっていきたい。そして自分から、身近な関係性から、世界を変えていきたい。


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これまで出逢ってきた大切な人たちへ
学び仲間・活動仲間へ
そしてこれから出逢うあなたへ


9月17日~19日の3日間で敬愛するプロセスワーカーのDayaさんを大阪にお招きします。ぜひあなたと場を共にしたいです。

tomoni.のいつみとヒロからのちょっと長いお誘いのラブレター、ぜひ読んでください。


※イベント詳細は記事の最後にあります。
※参加条件のある企画もあります。

<今回来阪する、三鷹ダイバーシティセンターの共同代表である田中和子さん(左)とDayaさん(右)とtomoni.(中央:ヒロ、いつみ)写真提供:ワールドワークLABO>


Dayaさんとの出逢いは2021年の10月。Dayaさんたちが開催するワールドワークにいつみとヒロで参加ました。それが、私たちのプロセスワーク/ディープデモクラシーとの出逢いでもありました。その場で起こったことに感動し、私たちが目指す世界に近づくために、もっと学びたいと思った体験でした。


そして、ふたりで『tomoni.』というユニットを結成。学びを深めるために、2022年5月に実施された、「【世界を変えるファシリテーションを学ぶ】ワールドワーク&ディープデモクラシー・ファシリテーショントレーニング2022」に参加したのです。

 <過去のワールドワークの写真 提供:ワールドワークLABO>


参加した中で、トランスジェンダー男性のヒロがとても驚いたことがあります。


ヒロが参加するということで、施設のトイレにトランス男性(=ヒロ)専用を用意し、シス男性と分けて使用できるように設定したり、宿泊の部屋や風呂についても、トイレ同様専用のスペースを用意してくれたのです。


会の中でも、ヒロが自身のセクシュアリティとその困りごとについて参加者にシェアする時間をとるか、確認して設けてくれました。

そのおかげで、自分のセクシュアリティのことをオープンにした上で、他の参加者と同様に学びを深めることができました。


「人権なんだから、当たり前なんだよ。ヒロ君は自分に必要なことを求めていい。」そうDayaさんに言ってもらった時、"こんなに尊重されたことはなかった"と感じました。


申し込み時の性別欄。男女別のトイレ。着替えの場所。宿泊時の風呂や部屋。

カミングアウトをするかしないか。するなら誰にどこまで伝えておくか…。


生活や人生と切っても切れないジェンダー・セクシュアリティにまつわる壁に阻まれ、学びや体験の機会、ひいては相談や支援を求める機会を何度も失ってきた者として、ほとんど感じたことのない「平等」を体感できました。


どのように多様性に開かれた場をつくっていくのか。
どのようにマイノリティ性を持つ人を力づけていくのか。
それらを身をもって体験したのです。

プロセスワークのすごさや、ディープデモクラシーの大切さをさらに実感したのは、先に学ぶ人たちの物事に対する向き合い方を目の当たりにした時でした。


ディープデモクラシーの文化に触れている参加者が、「彼氏・彼女」や「旦那/夫」「奥さん/妻」という言葉を「パートナー」と表現していたり、自らの中にある性にまつわる偏見や無知に基づいた発言や態度に気づいた時に謝罪したり改めようとする誠実な姿勢に、強く感銘を受けたことが今でも心に残っています。


それは、性的指向がマイノリティであるいつみにとって、場に自分の存在も含まれていると感じた体験であり、自分や他者の中にある偏見との向き合い方を見せてくれていたからです。


また、シスヘテロの教育関係者である他の参加者とランチをした際は、マジョリティである他のメンバーが、「自分達の学校でどのような取り組みができるか」を熱心にシェアする様子に、自分ごととして課題を捉えて動いていくことのパワフルさを味わいました。


他の場面でも、短時間で、男性ジェンダーの参加者がその場で発される女性ジェンダーの参加者の声に耳を傾け、その立場を体感し、男性ジェンダーの特権性を自覚していくプロセスを目の当たりにしました。対立やわかりあえなさが充満する雰囲気が、やわらぎ、心からの和解へと流れていったのです。それは衝撃的で希望に満ちた体験でした。女性たちの悔しさや苦しさの涙が、希望や安堵の涙に変わったあの光景は忘れられません。



このように、これまで社会課題と自分とはあまり関係がないと思っていたところから、社会課題を「自分事」として捉えられるようになる体験はいくつもありました。それは、社会課題を知るだけでなく、プロセスワークならではの構造と個人に関する理論や体感を伴った学びがあったからだと思います。


こんな一つ一つの体験に、今も私たちはとても励まされ、力づけられています。


「自分はこの自分で良いし、誰もがその人でいいのだ」と信じて生きていくための、根本的な土台を支えてもらったような感覚でした。そして「身近な関係性から世界は変えられる」と、自分の力に目覚め、背中を押してもらえました。


自分の中にある、あらゆる声や感情。抑圧しているもの。そしてパワー。それらを「ある」ことにしていくことが、自分を愛することだったと知りました。自分の愛し方が分かれば、人も愛せる。人の中の痛みや感情を恐れずに、あることにしていける。そうやって、自分に嘘をつかず相手と向き合うことができる。


これまでに抱える痛みが反応することもあるけれど、本来持っている生命力が輝いていく。それでいいんだ。


こんな意識や知恵を知っている人が増えれば、きっと世界は変わる。

違いを豊かさとして享受し、自分にプライドを持って、人と一緒に生きる世界へ。


まずは私たちの地元・大阪から、人と自分を大切にするための具体的な知恵を、分かち合っていきたいです。


今回は、Dayaさんが私たちの夢をサポートしてくれて、大阪でリアルな場をtomoni.と一緒に作ってくれます。Dayaさんの、人との関わり方や、そこで起こるリアルな感情や場をホールドする在り方を直接見て、体験して、学べる貴重な機会です。

ぜひ、一緒に過ごしませんか。


\企画はこちら!!/

▼9月17日(土)16:00~18:00
「LGBTQ+当事者(そうかもしれない人を含む)のあなたへ」
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LGBTQ+当事者限定!
 Dayaさんを囲む トーク&交流会
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詳細&参加申し込みはこちらから☟
https://kokc.jp/e/e0cbe6f4dbacdffb95b3aeabe46b94d5/



▼9月18日(日)10:00~16:30
「人を支え、社会を変えて行きたいあなたへ」

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LGBTQ+当事者アクティビスト&対人支援職・教育関係者に贈る

『ディープデモクラシーへの扉』@大阪
〜ジェンダー・セクシュアリティを取り巻く課題に向き合う〜
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詳細&参加申し込みはこちらから☟
https://deepdemocracy0918.peatix.com/view



▼9月19日(祝)10:00~16:30
「Dayaのプロセスワークに関心があるあなたへ」

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日常で使えるプロセスワーク@大阪
~内的批判や特権についてプロセスワーク的なアプローチを知る~

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詳細&参加申し込みはこちらから☟
https://processwork0919.peatix.com/view


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これを読めばtomoni.がもっとわかる!
▼想いがぎっしり詰まった過去のクラウドファンディングページ。
https://camp-fire.jp/projects/view/547900

tomoni.

「なにひとつおいていかない」ことをコンセプトとする対話・場づくりユニット。性の多様さを含めたあらゆる違いを豊かさに。内側の感情や声を丁寧にひろい、すべてを含んで共に生きることを目指します。

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