【イベント案内】LGBTQ+(かもしれないを含む)当事者限定! Dayaさんを囲む トーク&交流会【2022/9/17】
似ていたり違っていたりする俺たちのための、俺たちの話をしよう。
呼びかけの言葉を書こうとして、なかなか書けなかった。
というのも、俺が知ってるセクマイって(きっとマイノリティって往往にしてそうだ、みんな違うんだから)あまりにも多様で、一人ひとり違うひとに、一斉になんと声をかけたら良いのかなんてわからなくて。
だから、俺の話をしてみることにする。
※あくまで俺個人の体験談です。特定のカテゴリに属する人に対する偏見を助長するものではありません。
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もう10年以上前の話だけど。
初めて出会ったコミュニティはビアンの人が多くて、自分がトランス男性でバイだと言うと驚かれた。し、ちょっと敬遠された。
シスジェンダーでビアンの彼女らは、俺の性別違和の感覚が全然分からないと言った。
また、ある人曰く「バイは男とも付き合えるでしょ」と。
マジョリティが持っている偏見のそのものだった。
その後、トランス男子の仲間がたくさんできた。
知り合った子達はヘテロが殆どで、女の子や性的な話が多かった。
また、よく訊かれたのは「ヒロは『いつ』オペするの?」
俺が男性も好きになることも、ホルモンやオペを今は選択しないことにしているのも、語りにくいことだった。
多様な性に関する啓発活動を始めた。
そしたら、セクシュアリティを明かさずに暮らしているセクマイの知人から、「そっとしておいてほしいからあまり目立つことしないで」って言われた。オープンにしている俺と居たらセクマイとバレるかもだから、あんまり話しかけられないと言われたこともある。
セクマイ内だからこその分断や理解の難しさが、そこにはあった。
もちろん、俺の体験はずいぶん古い話。
ここ10年で急激に状況は変わり、こんな話は減ってはいると思う。
多様なセクシュアリティの人たちが混ざり合うコミュニティもずいぶん増え、経験豊かなスタッフが見守り、コミュニティルールも明示している安心な場も増えた。本当に嬉しい。
けれど、社会での抑圧が圧縮され、コミュニティ内で再生産されることは、今もあるのだろうと思う。
俺が望んでいるのは、違いを前提としながら一緒にいること。
違っていても、違ったままで、共にいること。
意外なほど俺たちは、互いのことを知らないから。
セクマイというつながりで、違いながら共にいる景色がたくさん広がってほしい。
あまりにも違っている俺達だけど、それでもそれぞれの語りに耳を傾けて、一緒にいる時間を持ってみたい。
9/17が、そんな時間になればと思う。
その景色が見たいと思うセクマイのあなたが、そこにいてほしいと、心から思う。
ヒロ
▼9月17日(土)16:00~18:00
「LGBTQ+当事者(そうかもしれない人を含む)のあなたへ」
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LGBTQ+当事者限定!
Dayaさんを囲む トーク&交流会
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詳細&参加申し込みはこちらから☟
<ヒロ、Dayaさん、いつみ>
\その他の企画/
▼9月18日(日)10:00~16:30
「人を支え、社会を変えて行きたいあなたへ」
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LGBTQ+当事者アクティビスト&対人支援職・教育関係者に贈る
『ディープデモクラシーへの扉』@大阪
〜ジェンダー・セクシュアリティを取り巻く課題に向き合う〜
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詳細&参加申し込みはこちらから☟
▼9月19日(祝)10:00~16:30
「Dayaのプロセスワークに関心があるあなたへ」
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日常で使えるプロセスワーク@大阪~内的批判や特権についてプロセスワーク的なアプローチを知る~
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詳細&参加申し込みはこちらから☟https://processwork0919.peatix.com/view
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